PuTTY の使い方


サーバーにログインするにはssh を使うことが推奨されています.
PuTTY を用いればsshすることが可能です.
また,Tera Term + ttssh に比べ,インストールや設定が簡単です.
ここでは,日本語版のPuTTY(puttyjp) のインストールおよび使い方を載せます.
ちなみに,Windows だけでなくLinux(必要ない??) でもPuTTYjp は利用可能みたいです(未確認).

PuTTY のインストール

まず,最新版の PuTTYjp.zipをダウンロードします(2012/03/12 現在).
今回は putty-0.62-jp20111214.zip を適当なところにダウンロードします.

PuTTY 設定

zipファイルを右クリック→「すべて展開」.

PuTTY 設定

「そのまま展開」を選択

PuTTY 設定

これでインストールは完了です。

起動と設定方法

起動は puttyjp.exe をダブルクリックします.
デスクトップにショートカットを作成したり,
タスクバーに登録しておくと便利です.

PuTTY 設定

この際,発行元の確認ができないと警告が出るが「実行」してかまわない.
(警告を消したい場合は「このファイルを開く前に常に警告する」のチェックを外す)

PuTTY 設定

puttyjp.exe を起動すると PuTTY 設定 のウィンドウが現れます.
ここで接続先のホスト名もしくは IP アドレスを入力し, プロトコルに ssh を選択します.

PuTTY 設定

次にカテゴリの中から「接続」の下の「ssh」を選択し, 優先する ssh プロトコルバージョンとして 2 を選択します.

PuTTY 設定

必須の設定はこれだけです.あとは好みに応じて設定してください.
設定し終わったらこれをセッションとして保存しておきます.
もう一度「セッション」を選択し,セッション名を入力します. 保存ボタンをおして保存完了です.

PuTTY 設定

ssh の実行

ssh 接続するには先ほど保存したセッションをダブルクリックします.

PuTTY 設定

初めて接続するホストの場合は警告ダイアログが表示されます.
これは接続先ホストのホストキーがクライアント側に登録されていない場合に表示され,
そのホストを信頼するなら「はい」をクリックします.
ホストキーがクライアントのキャッシュに保存され接続を続けます.
これで以下のような端末ウィンドウが現れ,ログインができます.

terminal

タイトルバーを右クリックするとメニューが表示されます.

terminal

設定の補足

セッションの設定を変更する場合はまず,「セッション」から
設定を変更したい,保存されたセッションを選択し,「読込」をクリックします.
これで選択したセッションの設定が呼び出されるので
設定を変更し,最後に「保存」をクリックして設定を保存しておきます.

terminal

端末で文字化けが起こる場合、 「ウィンドウ」→「変換」→「リモートの文字セット」を
デフォルトの「EUC-JP」から
「EUC-JP/Auto-Detect Japanese」
に変更してください.

PuTTY 設定

また,文字化けとは関係ありませんが, フォントが小さい場合はここで変更してください.

PuTTY 設定

便利な小技

コピー&ペースト

端末ウィンドウ内のテキストをコピーしたい場合は コピーしたい部分をドラッグして反転させます.
これでバッファ (クリップボード) 内にコピーされるので エディタなどの上で Ctrl + v で貼り付けられます.

また端末ウィンドウ内にコピーしたい場合は
エディタなどのコピーしたい部分をドラッグして反転させ Ctrl + c し
端末ウィンドウ内のコピーしたい部分に ポインタを合わせて右クリックします.

Xming を使ってPuTTY を有効活用しよう!!

Xming + PuTTY でX を使う(若干上級者向け??)

詳細はPuTTY +Xming でX を使おうを見よう!!

参考

PuTTY で ssh2 プロトコルを使って ssh 接続
PuTTY ごった煮版
PuTTY Download Page
hdk の自作ソフトの紹介 トップ

最終更新日: 2012/03/13 (三上 峻) Copyright (C) 2012 EPnetFaN